D進(博士課程進学)のネガティブな要素

 
 
修士卒で就職した生活の想像との比較で)D進をためらった要素、すでに後悔してることを書く。
 
 

収入が相対的に少ない

圧倒的にこれ。金は社会人同期と比べたらマジで少ないことは間違いない。なんてったってボーナスが出ないので。かつ残業代も。基本給も1年目はともかく2,3年目は学振の20万と比べても差が間違いなく出る。
 
そしてそもそもDにいけば学費がかかる。
 
とりあえず金がない。ただ後述するように友達もいなくなるので社会人と比べたら支出も少ないかもしれない。いや、それでも金がない。
 
金を使うことで、もしくは金がかかる趣味などでストレス管理をするタイプなら中々厳しい生活になるかもしれない。自分の場合はゲーム映画酒なのでギリギリ耐えてると思っている。けどなってみないとわからない。ああ金がない。
 

実働時間が長い

これに関しては社会を舐めるなと社会人の方からお叱りが来そうだが、なんとなく博士学生のが実働長そう。社会人は勤務時間が決まっていてかつ最近の大企業は残業できないようになってきているらしいので。
 
ホワイトな大企業に比べたら平均的な博士学生の方が実働は長いと思う、多分。まあもちろん業界・分野にもよるだろうけれども。
 
博士卒で就職した先輩が「土日完全に休みなのが凄すぎる」って言ってた。
 

人脈的な弱さ

シンプルに関わる人の数が段違いだと思う。同期はいなくなるし、普段関わる人と言えば教員プラスB4~M2の学生のみ。あとは学会で会う共同研究先の人数人。一年で新しく関わる人と言えばその年入ってくる学生4,5人のみと言っても過言じゃない。
 
もちろん友達もできない多分。自分の場合は、中学時代の友達と今でも遊び続けていて、彼らはすでに働いているので、進学しても少なくとも今くらいのペースでは会えるだろう、って算段は一応ある。それでも大学の同期と遊んでた時間が丸々無くなると考えると中々のものがある。この辺を本格的に後悔し出すのは来年になりそう。
 

恋愛的な弱さ

まあ普通に考えて年齢一緒で学生と大企業社員なら後者選ぶよねてハナシ。
 
まあ学生って言うから悪いんなら「大学で研究員みたいなことやってます……」って言ったとしても収入がぜんぜん違うんやから結局社会人選ぶよってハナシ。
 
そもそも出会いがないよねってハナシ。
 
結論:終わり