家族がアルコール依存症の話

母親がアルコール依存症くさい。

 

そういう診断を受けたわけでは無いが、おそらくそう。

 

数年前からそんな感じで、自分としては特に何もしてこなかったし、おそらくこれからもなにもしないだろうと思うが、せっかくなので状況の整理も兼ねて書き記しておく。

 

症状というか現状的な

・毎晩、500 mlのビールと500 mlのアルコール度数7 %程度のチューハイを合わせて4~5本飲む。

・休日の昼も飲む。ビール1本とチューハイ1本程度。

・お酒が回ってから寝るまでの記憶が次の日になれば8割無い。

・1度風呂場で倒れて救急車で病院に運ばれたことがある。

・暴れたりなどはしない。

・禁断症状みたいなものも見ている限りでは無い。

 

とまあこんな感じで、おそらく依存してはいるがいわゆるテレビで見るような重度の依存症って感じでは無いのだろう。

 

数年前に本気で辞めてほしい減らしてほしいとお願いしたり説得したり喧嘩したりしたこともあったが、全く状況は改善しなかった。

 

とりあえず他人に迷惑をかけているわけでは無いので、家族の問題であることは間違いない。今家で一緒に暮らしているのは当の本人(私の母親)と、父親、そして私の3人である。それぞれ考えが異なっていて、

 

それぞれの考え的な

 

・母親

開き直っている。全く減らすつもりも辞めるつもりもない。もう60歳も越えたため、お酒が原因で体を壊したり悪くしたりしても、お酒をやめるよりはいいとおそらく本気で思っている。命の危機に相対すれば考えは変わるかもしれないが、少なくとも一度救急車で運ばれているにもかかわらずこの状況なため、お察し。

 

・父親

おそらく(私よりは)辞めてほしいと思っている。理由としては、やはり体のことだろう。母親が夜遅くに隠れて飲むのを発見しては激怒し、それ以降口をきかなくなる、一定期間後に仲直り?するがすぐに発見、激怒し口をきかなくなるループをここ数年繰り返している。

 

・私

辞めてくれるに越したことはないが、無理だと思っている。もちろん心配はしているが、先も長くないから飲むという考えも理解できなくはない。ただ、父親が母親の身体のことを心配して怒るのもそれ以上に理解できる。

 

また、なにより、父親と母親が口をきかない期間が何よりのストレスである。3人で食卓を囲む際、2人共が自分にしゃべりかけるがお互いは話さないため、非常にやりにくい意味が分からない

 

このような状況で、まあ見てわかる通り、母親がお酒をやめない限り改善する気がしない。家族が介入しない限りどうしようもないのだとは思うが、父親は上述した通りで、自分もそこまでのエネルギーが持てないでいる。病院に行くにも毎回連れていかない限り自分ではいかないだろうし。そこまでのエネルギーを使って逆上されてもっと家族がバラバラになる可能性もあるのでは、とか考える。

 

結局のところ

どうしたもんか。自分としては、父親と母親が口をきかなくなるのがうっとうしいのでやめてほしい。ただ、父親が怒るのはわかるのでそれをとがめようとは思わない。けど母親は開き直ってるから、やめさせようと思ったらやっぱり自分と父親が結託してなにか行動を起こす以外ないんやろうなあ。